ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパは、伝説のホテルマン窪山哲雄が運営するホテルです。バブルの象徴だった、前身のホテルエイペックス洞爺から、サミットの舞台にまで再生しました。
ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ (The Windsor Hotel TOYA Resort & Spa) は、北海道洞爺湖町にある大型高級リゾートホテルです。前身は、1998年に廃業した「ザ・ウィンザーホテル洞爺」です。
現在の所有者は警備会社セコムであり、「ザ・ウィンザー・ホテルズ インターナショナル」により運営されています。ホテルは、標高625メートルのポロモイ山の頂上にあり、東に洞爺湖、西に内浦湾を見下ろします。室料は一泊4万円前後から、スイートは10万円前後、一泊80万円の部屋もあります。宿泊客には、香港やシンガポールなどアジアの富裕層も多いです。施設内のレストランには、 フランス・アヴェロン県にあるミシュラン・3つ星レストラン「ミシェル・ブラス (Bras) 」の支店「ミシェル・ブラス トーヤ・ジャポン」や、京都・大悲山の料理旅館「美山荘」の支店などがあります。ゴルフ場、ウィンザー・グレートピーク・オブ・トーヤや、スキー場、ウィンザースノービレッジなどが併設され、スパ、プール、フィットネスやテニスコートなどもあります。
また、2002年の再開業時から、世界的なホテル協会「リーディングホテルズ・オブ・ザ・ワールド」に加盟しています。
1998年の廃業以前からの運営会社であるホテル運営会社「ザ・ウィンザー・ホテルズ インターナショナル (WHI) 」(東京都港区、資本金:1億6,500万円)の社長・窪山哲雄は、日本を代表するホテルマンです。石ノ森章太郎の漫画「HOTEL」に登場するマネジャー・東堂克生のモデルであるといわれています。窪山は、1948年福岡県生まれで、1975年米国コーネル大学ホテル経営学部卒業後、米国ヒルトン・ホテル、ウォルドルフ・アストリアホテル、ホテルニューオータニ、東京ベイヒルトン、ハウステンボスのホテルなど、数々の名門ホテルで経験を積み、質の高いサービスを行う「伝説のホテルマン」といわれています。バブルの象徴と言われたホテルエイペックス洞爺を、ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパとして再生させました。2002年にレストランの中核として、3つ星「ミシェル・ブラス」を招聘しましたが、それは、東京に3つ星レストラン開業ラッシュの先鞭をつけ、第二次グルメブームを呼び起こしました。ハウステンボスでは、5つのホテルを同時開業し、フラッグシップホテルのホテルヨーロッパを中心にした、ピラミッド理論を構築しました。
テレビ東京の「カンブリア宮殿」で、村上龍と小池栄子にインタビューされ、「ザ・ウィンザーホテル洞爺」の経営戦略を披露しました。
2008年夏、北海道の洞爺湖で第34回主要国首脳会議(サミット)が開催される予定です。その首脳会議開催会場に選ばれたのが、高級リゾートホテル「ザ・ウィンザーホテル洞爺」です。選定の理由については、設備、環境、警備のし易さに加え、セコム創業者・飯田亮の知己であり、当時の内閣総理大臣・安倍晋三の縁戚であるウシオ電機会長・牛尾治朗の働きかけがあったと言われています。サミット会議場になることが報道されて以降、来客・宿泊客が増加し、ホテルは好況を呈しています。宿泊客の口コミによると、宿泊が決まったら、夕食を予約した方がよいそうです。各国首脳が顔をそろえる華やかな晩餐会の料理を担当する「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」の総料理長の中村勝宏さんは、本場フランスで、日本人として初めてミシュランの「星」を獲得したシェフですが、当時は話題にもならなかったそうです。北海道の風土の産物を使い、サミットの主なテーマである『環境』も考慮に入れたメニューを考えるそうです。
主会場の「ザ・ウィンザーホテル洞爺」がある洞爺湖町や国際メディアセンター(IMC)が建設される留寿都(るすつ)村は、高速通信用光ケーブルなどの通信網が進んでいませんので、NTT東日本、北海道電力などが施設整備や電力供給回線の増強を急いでいます。
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